2019年4⽉ 筑波⼤学法科⼤学院既修コース⼊学
2021年3⽉ 筑波⼤学法科⼤学院既修コース修了
2023年11⽉ 司法試験合格
1.⼊学のきっかけ
コンサルティングの会社で勤務しながらだったので、通学と試験勉強がかなり大変でした。私がお伝えできることは、限られた時間のやりくりについてかなと思いますので、その点を中心に記載します。
2.大学院生活
仕事の合間に学校に行っている状態で、入学して1か月程度で早速体調を壊してしまいました。修了するまでなんとなく体調がイマイチの状態が続いてしまい、とにかく日々乗り切るので精一杯でした。(体調管理にはお気をつけください。)
筑波の学生は、年齢もバックグランドも様々です。私の同期入学のみなさんもそうでしたが、提出した起案や試験勉強の準備資料等、常にかなりの情報を共有しあい、協力しあっていました。同期の皆さんがいなければ、大学院生活を乗り切ることすらできませんでした。
皆さんの中にも時間が限られる中で勉強していらっしゃる方も多いと思います。ぜひ仲間を大切に、互いに協力しあって一緒に合格を目指していただきたいです。
3.大学院修了後の生活
全くの準備不足で司法試験を受験してしまったので、案の定、大学院修了後も勉強の時間が続きました。
時間が限られていますので、とにかく過去問の起案と規範の見直しを繰り返すことに集中し、極力手を広げないようにしました。予備校の講座は、同期に勧められたいくつかだけ厳選して受講しました。自習室などに行く時間もとれなかったので、専ら自宅で勉強していましたが、独りで勉強をしているとやはり刺激に欠けます。
そこで、チューターゼミの先生にお願いして修了後もチューターゼミに参加させていただきました。また、エクステンションプログラムの修了生フォローアップ講座も有効活用しました。先生方からの添削は、私の癖を考慮して指摘してくださいますので、予備校の形式的な添削よりもずっと自分の身になったと感じています。
また、修了後も同期の受験組とは引き続き情報交換をし、励ましていただいたことが精神的な支えになっていたと感じています。
4.最後に
心と体が万全でないと、なかなか乗り切れない試験だと実感しています。ぜひ体調管理に気を付けた上で、生活スタイルにあった勉強方法を工夫してみてください。