2024年 4月 筑波大学法科大学院既修者コース入学
2025年11月 司法試験合格(在学中合格)
2026年 3月 筑波大学法科大学院既修者コース修了
1.入学までの経緯
私は筑波大学法科大学院(以下、「筑波」といいます。)に入学する以前に、一度他の法科大学院を修了し、司法試験の受験をした経験がありました。しかし、合格することはできず、法律事務所の事務職員として働きながら予備試験の受験をつづけていました。働きながらの予備試験の壁は高く、どうしたらよいものかと、人生に悩んでいました。
そんな中で、筑波は、「働きながら通える社会人大学院」であることを知りました。当時は、地元九州に家族で住んでいましたが、もう一度チャンスを掴むべく、筑波への進学と、関東への転居を決意しました。
2.大学院生活
(1)専門実践教育訓練給付金制度
入学時に、専門実践教育訓練給付金制度の案内があり、初めてこの制度を知りました。雇用保険に加入して、要件を満たせば学費の半額近くが支給されるというものです。経済的余裕がなかったため、たいへんありがたく使わせていただきました。
(2)在学中受験制度
私は、司法試験の受験経験があり、司法試験のレベル感のようなものは掴んでいたため、在学中受験で合格することを目標にしました。経済的余裕もなかったため、受験しないという選択肢はありませんでした。在学中受験の場合、大学院入学から約1年3ヶ月後(未修の場合は、最短で約2年3ヶ月後)に司法試験を受験することになりますから、とにかく時間がありません。私は、筑波入学に合わせて仕事は辞めることにし、照準を1年3ヶ月後に絞って、勉強計画を立てました。
(3)授業
筑波では多くの科目で司法試験を意識した授業がなされています。熱意あふれる先生方ばかりで、先生方との距離が近い(質問や相談をしやすい)のも、小規模ロースクールならではです。
私は、多くの受験生が書ける基本的事項を絶対に押さえるという意識で、手持ちの教材に加筆修正を加えたり、論証を追加したりして情報を一元化し、司法試験前に見直せる資料を作りながら、授業の復習をしていました。
(4)仲間の存在
優秀で、かつ、モチベーションの高い学生が多いです。授業中の発言などを聞けば、その人の理解の深さや、勉強量などを窺い知ることができます。私も優秀な仲間を見て、「自分もついていきたい」という思いで勉強しました。期末試験の答案を持ち寄って復習ゼミをしたのも、よい刺激になりました。
(5)チューターゼミ
若手弁護士の先生によるチューターゼミも、司法試験の過去問等に取り組む強制の契機になり、よかったです。
3.最後に
筑波は、アットホームで居心地の良い大学院です。人それぞれ置かれた状況が異なり、時間的制約がある中で勉強するのは大変ですが、私は筑波に入学したことで良い先生・良い仲間に恵まれ、最高の環境で学修することができたと思っています。
念願だった司法試験に合格することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
応援してくれた家族や、お世話になった皆さん、そして社会に、恩返しできるよう、これからも精進します。
以上




























